2017.01.23細江地域のみかんが皇室に献上されます!
細江地域で生産された温州(うんしゅう)みかん及び白柳(しらやなぎ)ネーブルは、形状・肉質・食味・糖度等を審査会で審査され、最優秀賞に輝いた生産者のミカン・ネーブルが皇室に献上されます。今回で48回目となります。詳しくはこちら→細江町献上みかん及びネーブル事業について.pdf
1月6日には、細江支部会員の丹精込めて生産されたみかんが出品され、北区役所で審査会が開催されました。
最優秀賞に選ばれたみかんとネーブルは、13日の表彰式の後、丁寧に箱詰めされ、17日に天皇皇后両陛下(宮内庁)、 皇太子同妃両殿下(東宮御所)、 秋篠宮同妃両殿下(秋篠宮邸)へ浜松市長と生産者が献上いたします。
【献上みかんの経緯】
昭和42年秋に徳仁(なるひと)親王殿下(現皇太子殿下)がお一人で浜松市細江町(旧細江町)にお成りになられたことを契機に、天皇陛下御一家は昭和43年から48年までの毎年と、52年、53年、58年の夏に当地で御静養され、奥浜名湖の恵まれた自然の中でお過ごしになりました。
御一家が9回にわたり当地においでになったのは、浜名湖にはハゼ、クロダイ等の魚が数多く生育していることから魚の御研究に好条件であったことや、都会では体験できない自然や地方の生活が三人のお子様の教育の場所としてお気に召されたのではないかと言われています。
御一家は、御静養の際には住民とも気軽にお言葉を交わされ、併せて地元児童との御交歓を賜る光栄に浴しております。
また、昭和57年の歌会始めの儀において天皇陛下が新幹線の車窓から奥浜名湖を御覧になった印象をお詠みになったお歌を、御承認をいただいたうえで御歌碑として細江公園に建立いたしております。
このように、天皇陛下御一家に寄せる住民の親近感は大変深いものであり、昭和42年皇太子殿下が初めて当地にお成りになった際に農協選果場のご見学やみかん狩りを楽しまれたことから(下の写真)静岡県が誇る温州みかんは昭和44年以降、白柳ネーブルは昭和57年以降毎年(昭和天皇御崩御の年を除く)献上いたしております。