2021.09.01『見直そう!農業機械作業の安全対策』 秋の農作業安全確認運動実施中 9/1~10/31
9月1日から10月31日までの2か月間、県内全域で、秋の農作業安全確認運動が行われています。
秋は、農作物の収穫期を迎え、農業機械を利用する作業が多くなります。農作業事故の多くが、単純なミスによるものであり、十分注意することで防ぐことができます。 基本的な注意事項を確認し、事故の原因を一つ一つ取り除き、農作業事故ゼロを目指しましょう。
また、鳥獣被害対策に電気柵を設置している場合は、以下の①~④をもう一度確認しましょう。
①見えやすい場所への危険表示
②電気柵用の電源装置の使用
③30Ⅴ以上の電源を使用する場合等における漏電遮断器の設置
④容易に開閉できる場所への専用のスイッチの設置
【チェック・ポイント】
1.安全キャブ・フレームのあるトラクターを使用しましょう!
トラクターの転落・転倒による死亡事故の多くは、安全キャブ・フレーム
のないトラクターで発生しています。こうしたリスクを理解し、機械の導
入をしましょう。
2.シートベルトを着用しましょう!
安全キャブ・フレームが装着されたトラクターでもシートベルトを着用し
なければ、安全キャブ・フレームにより確保される安全域の中に固定され
ないため、転落・転倒した際に身体を守ることはできません。
3.農業機械の管理・利用は、適切に行いましょう!
毎日の作業前には、必ず日常点検を実施しましょう。
また、定期的に整備工場での整備を行いましょう。
4.適度な休息を取りましょう!
長時間労働は、注意力を低下させて事故を発生させる要因となります。
適度な休息をとり、心身ともに健康な状態で作業を行いましょう。